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オッズって何? 〜オッズの定義と表示の種類を解説〜

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「オッズ」という言葉は、ギャンブル、特に競馬や競艇をする人は親しみのある言葉だと思います。

しかしそうでない人にとっては、あまり馴染みのない言葉ではないでしょうか。

 

この記事では、ギャンブルにおけるオッズの意味を解説します。

また、オッズの表示方法についても解説したいと思います。

 

オッズとは

日本では、少数表示されていることが多いです。

例えば「オッズ1.5倍」などです。

 

この場合のオッズは、賭けた金額が、当たった場合に何倍の配当が得られるかという指標です。

簡単にいうと、当たれば何倍になって返ってくるかという単純なことです。

 

これ以外の何者でもないので、非常に理解しやすいとは思います。

 

 

オッズの表示方法

このオッズですが、表示の仕方が何種類かあります。

上では、「1.5倍」という少数表示を例に挙げましたが、他の表示方法も紹介したいと思います。

 

1.少数表示

上で挙げた表示方法です。

1.5倍、10倍、などです。(当然ですが整数の場合もあります。)

 

2.分数表示

外国で採用されている場合が多い分数による表示方法です。

上の少数表示と異なるのは、配当部分だけを表示するという点です。

 

どういうことかというと、例えば1.5倍であれば、ここから1、つまり賭け額を引いた「0.5」という数字を分数で表します。

 

つまり、1/2ということですね。

 

これは、例えば1000円を賭ければその1/2である500円が配当として上乗せされる(つまり1500円になって返ってくる)という意味です。

 

この表示形式はあまり馴染みがないと思いますので、これを少数の表示に直す公式を下に記しておきます。

 

<公式>

分子÷分母+1

 

たったこれだけです。

いくつか例を載せておきます。

 

 

例1 3/4

3÷4+1 = 1.75

1000円が1750円になる

 

例2 10/3

10÷3+1 = 4.33

1000円が4333円になる

 

こんな具合です。

 

 

3.アメリカ式の表示方法

これが一番わかりにくいかもしれません。

プラスとマイナスがついた整数で表示されます。

 

プラスの場合は、100ドルを賭けた場合に何ドルの利益が得られるかという数字を示しています。

<例>

+300

100ドル賭けた場合に、300ドルの利益が得られる。つまり、400ドルになって返ってくる。

少数でいうと4.0倍

 

マイナスの場合は、100ドルの利益を得るために何ドル賭ける必要があるか、を示しています。

<例>

-200

100ドルの利益を得るためには、200ドルの賭け額が必要。

少数でいうと1.5倍です。

 

 

この表示形式は馴染みが無いと少しややこしいですね。

同様に、少数に直す公式を示しておきます。

 

<公式>

アメリカ式で表示されているオッズをXとします。

プラスの場合

(X+100)÷ 100

マイナスの場合

(-X+100)÷(-X)

 

こちらも、例を載せておきます。

 

<例1> +250

(250+100)÷ 100 = 3.5倍

 

<例2> -400

(400+100)÷ 400 = 1.25倍  

 

このようになります。

もうおわかりかと思いますが、オッズが2.0倍以上ならばプラス、2.0倍以下ならマイナスとなります。

 

 

オッズの表示形式変更方法

最後に、bet365でのオッズの表示形式の変更方法を書いておきます。

 

トップページの右上に、アカウント情報のアイコンがあると思います。

そのすぐ下に、「Odds」というところがありますね。

ここのプルダウンで、

Fractional(分数)

Decimal(少数)

American(アメリカ式)

という3種類のオッズが選べると思います。

 

 この中から、使いたい表示形式を選ぶだけで完了です。

 

個人的には少数表示が一番直観的にわかりやすいのでおすすめです!