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アービトラージとは? 〜絶対に勝てる方法!?〜

アービトラージ

聞いたことがある人も多いと思います。

必ず勝てると言われているこの方法。

果たして本当にそんな方法があるのでしょうか?

 

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アービトラージとは

2つのブックメーカーサイトを利用して行う手法です。

例えばテニスでXとYという二人の選手が試合をするとします。

そして、オッズが以下のようになっている場合を想定します。

 

ブックメーカーA

選手X 2.1倍

選手Y 1.5倍

ブックメーカーB

選手X 1.4倍

選手Y 2.2倍

 

この状況で、ブックメーカーAで選手Xに1万円、ブックメーカーBで選手Yに1万円をBETします。

 

そうすると、選手Xが勝てば、1000円の利益、選手Yが勝てば2000円の利益となり、どちらが勝っても勝てるという現象が成立します。

 

 

こんな状況本当に存在する?

ブックメーカーにおいては、ほとんどのサイトがだいたい同じようなオッズをつけています。

そのため、ここまで大きな格差が発生することはありません。

上では例としてわかりやすい数字を使いましたが、実際はここまでの格差は発生しません。

 

しかし稀に、ブックメーカーサイト間でオッズの相違があり、上のようにどちらが勝っても利益が出るような形になることはあります。

 

 

アービトラージを狙うべきか

ここまで読むと、じゃあ普通に賭けるよりもこの格差を探す方がコスパがいいのではないか?と思われるかもしれません。

しかし、ブックメーカーのサイトはこの手法を禁止しています。

以下のような障害があります。

 

1.ベット金額に上限が設定されている

上記の例のような格差は普通は無く、あるとしてももっと小さな差です。

そのため、1万円程度の金額では数円程度しか利益がでないでしょう。

大きく勝つためにはかなりの金額をベットする必要がありますが、ベット金額には上限が設定されているため、実際にこれで大きく勝つのは難しいです。

 

 

2.端数の賭け額は怪しまれる

上の例ではどちらにも1万円ずつ賭けると勝てることになっていますが、実際はそうではなく、細かく計算して賭ける必要があります。

そのため、どうしても端数が出てきます。

例えば、12362円などです。

このような端数をベットしていると、ブックメーカー側から怪しまれて、アカウントを凍結される恐れがあります。

 

 

以上のような理由で、結局アービトラージはかなりコスパが悪いです。

また、禁止されていることなので、やらないようにしましょう。

 

あくまでこの記事では手法を紹介しているだけで、アービトラージを推奨するものではありません。

 

ルールを守って楽しく遊びましょう!

テニスの堅い試合に賭けている方がよっぽど勝てます!!